ディブが挑戦者決定戦へ

　このほどIBF(国際ボクシング連盟)はスーパーフェザー級3位のビリー・ディブ(31=豪)と、6位のテビン・ファーマー(26=米)に対して挑戦者決定戦を行うよう指令を出した。交渉期限は6月26日。勝者がジャーボンタ・デイビス(22=米)への指名挑戦権を手にする。元IBFフェザー級王者でもあるディブがファーマーに勝てば、15年5月に三浦隆司(33=帝拳)の持つWBC(世界ボクシング評議会)王座に挑んで3回TKO負けを喫して以来、2度目のスーパーフェザー級での挑戦のチャンスとなる。

　ディブは三浦の「ボンバー」を被弾して痛烈な3回TKO負けを喫したが、その後は3連勝(1KO)を収めている。47戦42勝(24KO)4敗1無効試合。サウスポーのファーマーは30戦25勝(5KO)4敗1分。12年10月にデイビスの前の王者ホセ・ペドラサ(プエルトリコ)に8回TKO負けを喫してからは18連勝(4KO)と好調だ。なお、王者のデイビスは先月、指名挑戦者のリアム・ウォルシュ(英)を3回TKOで退けて初防衛を果たしている。18戦全勝(17KO)。