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2月にIBF(国際ボクシング連盟)スーパーウェルター級王座を返上してミドル級に転向したジャモール・チャーロ(27=米)が7月29日、米国ニューヨークのバークレイズ・センターでWBC(世界ボクシング評議会)ミドル級1位のホルヘ・セバスチャン・ヘイランド(30=亜)と対戦することになった。現在、チャーロはWBC2位にランクされており、試合は挑戦者決定戦として行われる。この日はメインでミゲール・マイキー・ガルシア(29=米)対エイドリアン・ブローナー(27=米)のスーパーライト級12回戦が組まれている。
ジェルモール・チャーロ
チャーロは15年9月にコーネリアス・バンドレイジ(米)を3回TKOで下してIBFスーパーウェルター級王座を獲得。双子の弟ジャメール・チャーロも同じ階級でWBC王座を獲得して話題になったものだ。兄のジャモール・チャーロは3度の防衛を果たしたあと、今年2月にベルトを返上してミドル級に転向した。ヘイランド戦が転級初戦となる。25戦全勝(19KO)。一方のヘイランドは35戦29勝(16KO)4敗2分のサウスポーで、13年11月以降は8連勝(7KO)と好調だ。この試合の勝者はWBCの指名挑戦権を手にすることになる。9月16日のゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/米)対サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)戦の行方もきになるが、その後のミドル級トップ戦線がどう動くのかという点にも注目したい。