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WBC(世界ボクシング評議会)フェザー級王者ゲイリー・ラッセル(29=米)が、同じ階級のWBA(世界ボクシング協会)スーパー王者レオ・サンタ・クルス(28=メキシコ/米)やWBAレギュラー王者アブネル・マレス(31=メキシコ/米)、IBF(国際ボクシング連盟)王者リー・セルビー(30=英)らとの統一戦を熱望している。彼らとの試合が実現しない場合はスーパーフェザー級転向も視野に入れているという。
ゲイリー・ラッセル
サウスポーのラッセルは15年3月にジョニー・ゴンサレス(メキシコ)を4回TKOで下して王座を獲得。自身の負傷や相手のケガのため試合間隔があいたものの、昨年4月と今年5月の防衛戦をいずれもTKOで飾っている。そのラッセルはメディアに「統一戦をやりたい。それが難しいのであればワシル・ロマチェンコ(ウクライナ/米=WBOスーパーフェザー級王者)と戦いたい」と意欲をみせている。ラッセルは14年6月にWBO(世界ボクシング機構)フェザー級王座決定戦でマチェンコと対戦したが判定負けを喫している。スーパーフェザー級はIBF(国際ボクシング連盟)でジャーボンタ・デービス(米)が5月に初防衛を果たし、7月15日(日本時間16日)にはWBAとWBCのダブル世界戦が予定されている。そこにラッセルも参入となればさらに熱くなりそうだ。