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先月27日に英国シェフィールドのブラモール・レーン・サッカー場で行われたWBA(世界ボクシング協会)スーパーミドル級スーパー王座決定戦でヒョードル・チュディノフ(29=露)に6回TKO勝ちを収めたジョージ・グローブス(29=英)が、この試合でアゴを骨折していたことが判明した。グローブスは手術を行うことになっており、4度目の挑戦で獲得した世界王座の防衛戦は来年になりそうな気配だ。
ジョージ・グローブス
グローブスがアゴを骨折したのはチュディノフ戦の3回のことだったという。その後もチュディノフに押され劣勢だったグローブスだが、6回に連打をまとめてレフェリー・ストップ勝ちを収めた。アゴの手術は近日中に行われる予定だ。新王者は6年前に判定勝ちを収めている現IBF同級王者ジェームス・デゲール(英)との再戦を望んでいるが、その統一戦も防衛戦も年内は難しい状況といえる。