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WBA(世界ボクシング協会)、WBC(世界ボクシング評議会)ウェルター級王者キース・サーマン(28=米)は、既報のとおり4月に右肘の手術をしたことで半年以上のブランクができることが確定。それを受けWBCが暫定王座の設置を検討している。指名挑戦権を持つ1位のショーン・ポーター(29=米)の暫定王座決定戦出場は確実視されており、相手が誰になるのか注目される。
ショーン・ポーター
サーマンは4月19日に右肘の手術を行い、医師からは半年の休養を言い渡されている。戦線復帰は来春になる見込みだ。こうしたなかWBCのマウリシオ・スライマン会長はメディアに対し「サーマンが活動できないということに対応しなければならない」と話し、ポーターが暫定王座決定戦の最優先選手であるとした。そして相手に関してはテレンス・クロフォード(米=WBC&WBOスーパーライト級王者)と、サーマンと接戦を演じたダニー・ガルシア(米=前WBC王者)の名前を挙げている。暫定王座の決定戦だが、好カードの実現を期待したいところだ。