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[ニュース]2011.2.11

井岡、最速で王座奪取

 11日、神戸ワールド記念ホールで行われたWBC世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦は、挑戦者の井岡一翔(井岡)が5回に左ボディで無敗の王者オーレドン・シッサマーチャイをマットに沈め、辰吉丈一郎(大阪帝拳)と名城信男(六島)の8戦目を抜く日本人最速の、プロ7戦目での世界王座奪取を果たした。
5回オーレドンダウン
 サウスポーの王者、右構えの井岡。スタートから互いに小さなフェイントを交えながら牽制し合う展開。そんななか井岡は巧みにプレスをかけ、主導権を手繰り寄せていった。2回、井岡は相手の打ち終わりに左フックを引っ掛けてダウンを奪う。「自然に出たパンチ。抜けるような感じだった」(井岡)
 これで完全に優位に立った井岡はオーレドンの左を警戒しつつプレスをかけ続けた。
井岡、最速の世界奪取
 4回終了時の採点は38対37、40対35で二者が井岡リード、もうひとりは逆に38対37でオーレドン。「採点は三者とも自分につけていると思っていたので、少し焦った。でも、公開採点の試合は心理戦でもあるので冷静に戦った」と井岡は回顧。 5回、「相手が攻めてきたときに左が流れるのが分かっていたので、そこに当てた」と井岡は絶妙のタイミングで左フックをオーレドンのボディに一閃。この一撃で王者は一瞬の間をおいてキャンバスに沈んだ。レフェリーがカウントを途中で止めて試合終了を告げるほどのダメージだった。
 これで井岡は7戦全勝5KO。国内の最短戴冠新記録を樹立した。オーレドンは41戦目にして初黒星(39勝14KO1敗1分)。
井岡、ベルトを抱え
 試合後、井岡は「とにかく嬉しい。アマチュア時代にやっていたように頭を使って駆け引きして勝つつもりだった。上下にパンチを散らしていく作戦だった。KOパンチは自分がもらっても効いたと思うほどのパンチ。倒した瞬間は夢のようだった。死にものぐるいで取ったベルトなので簡単に手放したくないけれど、今後のことは会長や父らに相談しながら考えたい。目標は内容も重みもある3階級制覇。チャンスがあれば4階級制覇も狙いたい」と語り、早くも次の目標に闘志を燃やしていた。
試合後のオーレドン
 一方、敗れたオーレドンは「負けてしまい悲しい。倒されたボディブローは鳩尾に入ったパンチ。減量の影響で調子は良くなかったが、逆に井岡は足腰がしっかりしていた。ボクサーとしてはまだまだだが、今日は私がダメだった。クラスを上げてボクシングを続ける」と話し、再起を計るとした。
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