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[ニュース]2011.2.10

井岡vsオーレドン調印式

 "和製ゴールデンボーイ"井岡一翔(井岡)の国内最速、プロデビュー7戦目での世界王座獲得成るか。注目のWBC世界ミニマム級タイトルマッチ(11日、神戸ワールド記念ホール)の調印式と計量が10日、大阪市内のホテルで行われた。
 減量苦も伝えられた6度防衛の無敗王者オーレドン・シッサマーチャイ(タイ)は、リミットを300グラム下回る47.3Kg。挑戦者の井岡一翔(井岡)は、リミット調度の47.6Kgでともに一発でパスした。
調印式
 調印、グローブチェック終了後の質疑応答で、デビュー7戦目での世界挑戦について問われた。井岡は「自分は、アマで100戦以上の経験があり(チャンピオンになる)自信もある」とさらりと言い切り「今までやって来た事を証明する。最短記録を更新するので期待して欲しい」と宣言。
グローブチェック
 この発言を受け40戦39勝1分の無敗王者オーレドンは「私の(プロの)リングの上での経験は伊達ではない井岡が私の経験を技術で打ち砕くにはハンデがある」と軽く受け流した。
計量後、水分を摂る一翔
 試合で両者ともに赤いグローブを使用する事について一翔の父でプロモーターでもある一法さんは「最短でチャンピオンに成る為に選んだ」と目をぎらつかせた。
 またオーレドンは7ラウンドに倒すと言っているがの問いに井岡は「彼にそんな気迫は感じない。僕が倒してみせる。最後は勝った者が強い」と言い放った。
オーレドン、牛丼パワーだ!
 計量後にオーレドンは、日本に来たら必ず食べるいう大好きな牛丼に食らいつき、本当に美味しいとガッツポーズを決め「一諸に日本に来てくれた人々、両親、妻の為にも必ずベルトは持って帰る」と誓った。
左:オーレドン 右:井岡
 「世界戦だからと言って特別な意識はない」とどこまでもクールな"新人類"井岡一翔。
 はたしてどちらの頭上に女神はほほ笑むのか。世紀の大一番。ゴングはもうすぐ!

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