久保隼が京都府庁で授賞式

　WBA世界スーパーバンタム級チャンピオンの久保隼(真正)が12日、京都府初の世界チャンピオン戴冠の偉業に対して、京都府庁で山田啓二知事から「京都府スポーツ特別奨励賞」を授与された。久保は「ありがたいことです」と、笑顔を見せた。久保はこの賞を含めて各関係自治体から3度目の受賞となった。

　山田啓二知事からは「試合を見れなかったんだけど、接戦だったみたいで、よく乗り越えてチャンピオンになりましたね」と労いの言葉が贈られた。「ますます頑張って、今から防衛を重ねていってほしいと思っています」と、話した。

　久保は「このような賞をいただき本当にありがとうございます。これからも頑張ります」と、挨拶。「7ラウンドのダウンはやばいと思いましたけど、会長をはじめ色々な方に支えられて、なんとか勝てました」と、試合を振り返った。夏にも予定されている防衛戦については「いつも通りの試合だと思って頑張ります」と、意気込みを語った。