イースター「息子のためにも」

　IBF(国際ボクシング連盟)ライト級王者ロバート・イースター(26=米)は6月30日、米国オハイオ州トレドのハンティントン・センターで同級1位の指名挑戦者デニス・シャフィコフ(31=露)を相手に2度目の防衛戦に臨む。今年1月のV1戦に続いて地元での凱旋防衛戦となるイースターは「ホームで戦えるので嬉しい。生まれてくる息子のためにも頑張る」と意欲をみせている。

　180センチの長身選手、イースターは昨年9月、リチャード・コーメイ(ガーナ)との決定戦を制して王座を獲得し、今年1月にはルイス・クルス(プエルトリコ)から3度のダウンを奪って判定勝ち、初防衛を果たした。来月には子供が誕生する予定で、男児と判明しているようだ。「6月5日に息子が生まれるので、彼のためにも頑張るよ。シャフィコフが手強い相手であることは分かっているが、私は誰も恐れない。彼はベルトを奪おうとするだろうが、今度も私が勝つ」と自信をみせている。戦績はイースターが19戦全勝(14KO)、3度目の世界挑戦となるサウスポーのシャフィコフは41戦38勝(20KO)2敗1分。