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2月7日は、日本ボクシング界にとって記念すべき日である。21年前のその日、現日本プロボクシング協会長の大橋秀行氏がWBC世界ストロー級王者・崔漸煥(韓国)から世界王座を奪取。日本人の世界挑戦連続失敗記録を"21"でストップさせ、1年3ヶ月ぶりに世界王者が誕生したのだ。
そして先日の7日、"ボクシングの聖地"後楽園ホールで、実写版「あしたのジョー」完成記念試写会が"チャンピオンカーニバル"と銘打たれ行われた。
そして先日の7日、"ボクシングの聖地"後楽園ホールで、実写版「あしたのジョー」完成記念試写会が"チャンピオンカーニバル"と銘打たれ行われた。
力石徹
リング上ではチャンピオン会に囲まれ、映画出演者達が興奮気味に心境を語った。ジョー役の山下さんは「こんな貴重な体験をありがとうございます。本当に毎日、真剣にボクシングをやりました。1つの目標に進んで行くカッコよさ。人間ドラマが詰まっています」と語れば、力石役の伊勢谷さんも「今、ここにいる方達はボクシングっていう過酷なスポーツを作り上げて来た、本当に凄い人達。役者である僕が、ホールのリングで一緒に立たせて頂き感謝しています」と、貴重な瞬間を喜んでいた。
白木葉子
また、熱狂的なボクシングファンで知られる香川さんは「僕自身、何回、イヤ何百回、後楽園ホールに足を運んだか分りません。大橋協会長が、崔漸煥をボディで倒したシーンにどれだけ感動したか。ここに集まって下さった世界王者達の殆どの試合を僕は観ています。こうして世界王者達とリングに立てることは本当に光栄です」と興奮した様子で、役者からボクシングファンの顔になっていた。
丹下段平
大橋協会長は「あしたのジョーは日本ボクシング界にとって"バイブル"といえる作品。山下さん、伊勢谷さんが本気でボクシングに取り組む姿勢には驚きを隠せないし、あの身体は素晴らしい。最高の映画になっています」と出演者の本気度を称え、作品の素晴らしさをファンにアピールした。
現役世界王者として唯一参加の内山高志(ワタナベ)は「山下君、伊勢谷君が更に映画の中では格好良くなっています。僕も彼等の練習を何回か見ましたが、プロ顔負けで驚かされました。本気でボクシングをしています」と話していた。
山下さんはイベントでのミット打ち終了後、「歴代王者達の前でお恥ずかしい。本当にボクシングが好きになり、毎日取り組んで来ました。"あしたのジョー"はここにいる出演者、スタッフと一生懸命作りあげました!!」と作品の素晴らしさを力強く訴えると、内山は「素晴らしいミット打ち!ボクサーが見ても、この作品は何でそこまでやれるんだろうって映画になっています。本気でボクシングに取り組んでもらい感謝しています」と語っていた。
この作品に携わる全ての出演者、スタッフが本気でボクシングに取り組み、そして日本ボクシング界が全面バックアップする実写版「あしたのジョー」。リアルを追求した「あしたのジョー」を見た後は是非、真の戦いを観戦するべく"ボクシングの聖地"後楽園ホールに足を運んで頂きたい。そこには第2の矢吹丈、力石徹が、リングの上で眩いばかりの輝きを発しているのだから。
この作品に携わる全ての出演者、スタッフが本気でボクシングに取り組み、そして日本ボクシング界が全面バックアップする実写版「あしたのジョー」。リアルを追求した「あしたのジョー」を見た後は是非、真の戦いを観戦するべく"ボクシングの聖地"後楽園ホールに足を運んで頂きたい。そこには第2の矢吹丈、力石徹が、リングの上で眩いばかりの輝きを発しているのだから。
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