ウロダルチクの復帰4戦目

　元WBC(世界ボクシング評議会)、IBF(国際ボクシング連盟)クルーザー級王者クシシュトフ・ウロダルチク(35=ポーランド)が20日、ポーランドのポズナニでノエル・ゲボル(26=アルメニア/独)とIBF同級挑戦者決定戦を行う。現在、ウロダルチクはWBA(世界ボクシング協会)7位、WBC3位、IBF4位、WBO(世界ボクシング機構)5位にランクされており、ゲボルはWBA4位、WBC12位、IBF3位、WBO1位に名前を連ねている。

　ウロダルチクは14年9月のV7戦でグリゴリー・ドローズド(露)に敗れて退位したあと1年半のブランクをつくったが、再起後は3連勝(2KO)と復調している。56戦52勝(37KO)3敗1分。一方のゲボルはWBOインターナショナル王座を3度防衛中で、22戦全勝(10KO)のレコードを誇る。勝者はIBF王者ムラト・ガシエフ(露)への指名挑戦権を手にするが、同時に賞金トーナメント「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」への出場権もかかっている。