ふたりとも164ポンド

　WBO(世界ボクシング機構)スーパーウェルター級王者サウル・カネロ・アルバレス(26=メキシコ)対元WBC(世界ボクシング評議会)ミドル級王者フリオ・セサール・チャベス・ジュニア(31=メキシコ)の12回戦は6日(日本時間7日)、米国ネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで行われる。ふたりは5日、1万人近い観衆の前で前日計量に臨み、ともに164.5ポンド(約74.6キロ)の契約体重を下回る164ポンド(約74.3キロ)でパスした。
※アルバレス対チャベスは7日(日)午前11時からWOWOWライブ・チャンネルで生中継の予定。ゲストはくりぃむしちゅーの上田晋也氏。

　前戦が154ポンド(約69.8キロ)だったアルバレスは10ポンド(約4.5キロ)増量、逆に前戦が168ポンド(約76.2キロ)だったチャベスは4ポンド(約2.2キロ)を削って契約体重をつくったことになる。超過した場合は1ポンド(約450グラム)につき100万ドル(約1億1270万円)の罰金という申し合わせがあった。ただし、試合時にはアルバレスの体重が166ポンド(約75.2キロ)〜167ポンド(約75.7キロ)だとみられているのに対し、リバウンドの大きいチャベスは182ポンド(約82.5キロ)〜185ポンド(約83.9キロ)まで増量するのではないかと予想されている。

　このほか前座に出場する前IBF(国際ボクシング連盟)ミドル級王者デビッド・レミュー(カナダ)と対戦相手のマルコス・レイジェス(メキシコ)がともに163ポンド(約73.9キロ)、元WBC(世界ボクシング評議会)スーパーライト級暫定王者ルーカス・マティセ(亜)と相手のエマヌエル・テイラー(米)が揃って147ポンド(約66.6キロ)だった。また、NABF北米フェザー級タイトルマッチに出場するジョセフ・ディアス(米)と挑戦者マヌエル・アビラ(米)は、ディアスが125.5ポンド(約56.9キロ)、アビラが125ポンド(約56.7キロ)だった。