WBOヘビー級タイトルマッチ

　WBO(世界ボクシング機構)ヘビー級タイトルマッチ、王者ジョセフ・パーカー(25=ニュージーランド/米)対挑戦者同級14位ラズバン・コヤヌ(30=ルーマニア/米)の12回戦は6日、ニュージーランドのオークランド、ボーダフォン・イベンツ・センターで行われる。5日には両者が計量に臨んだ。パーカーは王座を獲得した昨年12月の試合に次ぐキャリア2番目の重さを計測した。

　身長、リーチとも193センチのパーカーは245.8ポンド(約111.4キロ)を計測。これは前戦よりも1ポンド(約450グラム)軽いが、23戦のキャリアでは2番目に重い体重でもある。一方、身長202センチ、リーチ206センチのコヤヌは274.6ポンド(約124.5キロ)だった。戦績は初防衛を狙うパーカーが22戦全勝(18KO)、2週間前にヒューイ・フューリー(英)が背中の負傷を理由に挑戦を辞退してから急遽、代役に選ばれたコヤヌは18戦16勝(9KO)2敗。両者はスパーリングで100ラウンド以上も手合わせした経験があるといい、互いに手の内は知り尽くしているといえそうだ。