バレラの再起第2戦

　ライトヘビー級でWBA(世界ボクシング協会)4位、WBC(世界ボクシング評議会)8位、WBO(世界ボクシング機構)13位にランクされるサリバン・バレラ(35=キューバ/米)は15日(日本時間16日)、米国コネチカット州アンカスビルでポール・パーカー(32=米)を相手に10回戦を行った。昨年3月、アンドレ・ウォード(33=米　現3団体統一王者)に判定負けを喫しているバレラにとっては再起第2戦だった。

　バレラは5回に2度のダウンを奪い、さらに相手がロープにもたれたところでレフェリーが試合を止めた。再起第2戦を5回TKO勝ちで飾ったバレラは20戦19勝(14KO)1敗。本来ならばアルツール・ベテルビエフ(露/カナダ)とIBF(国際ボクシング連盟)の挑戦者決定戦を行うはずだったが、それをキャンセルして今回の試合に臨んだ経緯がある。パーカーは10戦8勝(4KO)2敗。