サンブラノ 20ヵ月ぶり実戦

　WBA(世界ボクシング協会)フェザー級暫定王者カルロス・サンブラノ(32=ペルー)が4月29日、同級3位のクラウディオ・マレロ(28=ドミニカ共和国)と米国ネバダ州ラスベガスで対戦することになった。マレロにとっては15年8月以来20ヵ月ぶりのリングとなる。なお、この日はメインでWBAクルーザー級王者ベイブト・シュメノフ(33=カザフスタン/米)対暫定王者ジュニエル・ドルティコス(31=キューバ/米)のWBA内統一戦が組まれている。

　サンブラノは15年3月に暫定王座を獲得し5ヵ月後に初防衛に成功したが、その後はマネージメントの力が不足していたのか試合枯れ状態が続いた。そこに救いの手を差し伸べたのが元5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー氏(米)だった。サンブラノにとって今回がメイウェザー・プロモーションズ傘下となって初の試合となる。26戦全勝(11KO)。マレロは22戦21勝(15KO)1敗。