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[試合後談話]2017.4.9

ホッソン!細川貴之ラストファイト

 前日本&OPBF東洋太平洋スーパーウェルター級王者で、IBF世界同級3位にランクされたこともある細川貴之(32=六島)が9日、大阪・住吉区民センターで開催された所属ジムのイベント「You will be the champion7」で引退試合を行った。ほっそんの愛称で親しまれた細川は、試合前のセレモニーで最後は笑顔でリングを降りたいと話し、22戦10勝(4KO)9敗3分のティーラサック・ケーマックスジム(タイ)を迎えこの日のメインに登場。その勇姿をファンに記憶させた。
相手の粘りもあり倒すことはできなかった
 好戦的なタイ人に対し、序盤は固い立ち上がりのサウスポー細川だったが、右のリードで牽制すると強烈な左ボディを叩きこみ格の違いを見せつけた。攻め込んでは休みを繰り返し、ピンチの場面ではクリンチして逃れるタイ人をなかなか捉えることはできなかったが、終盤は何度か連打で決定機を作り会場を沸かせた。細川は最大8ポイント差の判定勝ちを収め、45戦目のラストファイトを飾った。
判定勝ちで最後の勇姿を飾った
 試合後、リング上でマイクを握った細川は、「ここ数年の動きが悪く、目の方も思わしくないので引退を決めました。最後を倒して締めくくることが出来ませんでしたが、これが今の実力です。こんな僕に何度もチャンスをくれた枝川会長に感謝しています。会長と二人で世界に行くことはできませんでしたが、六島ジムでボクシングをやってこれて本当に良かった」と声をつまらせながら挨拶し、枝川孝会長をはじめスタッフ、関係者、何よりもこれまで支え続けてきてくれた多くのファンに感謝した。
引退セレモニー
 枝川会長も「こんなに多くの方にサポートしてもらえたのは、第一に細川の人柄によるもの。明日から社会人として第二の人生を歩むことになりますが、どうかこれからも細川を支えてやってください」と客席に向け頭を下げた。
ファン一人ひとりと握手をかわした
 細川は02年にボクシングを人生をスタート。決してセンスのある選手ではなかったが、地道な努力と誰にも負けないボクシングへの情熱で日本を含むアジア3冠を制覇。世界挑戦を目指していたが、昨年の防衛戦で惜しくも大石豊(井岡弘樹)に負傷判定負けし、タイトルと世界ランクを失った。16年の現役生活でダメージが蓄積し、20代の頃の動きをこれ以上は取り戻せないと感じた細川は、加えて飛蚊症を患っていることもあり、家族と今後の人生を考え引退を決断。世界にたどり着けず悔いは残ると話したが、ボクサー人生で知り合えた人たちが何よりの財産となった。今後は後輩たちをバックアップしながら新たな道を模索する。
ほっそん、お疲れさま!

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