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スーパーフライ級の元世界王者同士のサバイバルマッチ、現WBC(世界ボクシング評議会)フェザー級4位クリスチャン・ミハレス(35=メキシコ)対WBC同級18位トマス・ロハス(36=メキシコ)のスーパーフェザー級10回戦は8日(日本時間9日)、メキシコのキンタナロー州カンクンで行われた。サウスポーの大ベテラン同士の一戦を制したのは?
サバイバルマッチを制したミハレス
サウスポー同士の一戦は序盤から一進一退の競った試合になった。4回、足が止まってロープを背負ったミハレスにロハスのワンツーがヒット。6回にはロハスのテンポのいい攻撃が好印象を残したが、9回にはミハレスも反撃して譲らなかった。勝負の決め手になったのは最終回のロハスの減点だった。この回、バッティングで側頭部から鮮血を滴らせたロハスは、お返しとばかりに肘打ちを見舞ってしまい減点を科された。ジャッジ三者は全員がミハレスを支持したが、スコアは96対93、96対94、95対94と接近していた。やや幸運なかたちでサバイバルマッチを制したミハレスは66戦56勝(26KO)8敗2分、ロハスは65戦48勝(32KO)15敗1分1無効試合。