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8年前に来日して小堀佑介(角海老宝石)に判定勝ち、WBA(世界ボクシング協会)ライト級王座を持ち去った元世界王者パウルス・モーゼス(38=ナミビア)は1日(日本時間2日)、ナミビアの首都ウィントフックでクリスピン・モリアティ(27=マラウィ)を相手にWBO(世界ボクシング機構)アフリカ・ライト級王座の2度目の防衛戦を行った。無冠に戻ってから7年、現在はWBO6位にランクされるモーゼスは存在感を示すことができたのか。
本来ならばモーゼスは別の相手と戦うはずだったが、医師の診断で不合格になったため急遽、モリアティが元王者に挑むことになった。しかし、このモリアティは2連敗中ということもあり、モーゼスの相手を務めるには力不足だったようだ。7回、モーゼスは右を決めてダウンを奪い、レフェリー・ストップに持ち込んだ。15年8月以降、無効試合を挟んで4連勝(2KO)を収めたモーゼスは43戦39勝(24KO)3敗1無効試合。モリアティは29戦18勝(8KO)7敗4分。