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WBA(世界ボクシング協会)スーパーバンタム級スーパー王者のギジェルモ・リゴンドー(36=キューバ/米)と、暫定王者モイセス・フローレス(30=メキシコ)の団体内統一戦は4月3日にパナマのWBA本部で興行権入札が予定されていたが、このほど両陣営が対戦合意したため入札は回避された。試合は6月17日、米国ネバダ州ラスベガス開催の方向で進んでいる。
リゴンドー対フローレス戦が入札を回避できた理由として、リゴンドーと同じロックネイション・スポーツのアンドレ・ウォード(米)対セルゲイ・コバレフ(露/米)のWBA、IBF(国際ボクシング連盟)、WBO(世界ボクシング機構)ライトヘビー級タイトルマッチが6月17日に内定したことが挙げられる。試合はラスベガスのマンダレイベイ・イベンツセンターで行われる予定で、リゴンドー対フローレスは前座に組み込まれることになりそうだ。これらの試合はHBOテレビでペイ・パー・ビュー(PPV=有料視聴)放送される予定だ。サウスポーのリゴンドーは10年11月に王座(当時は暫定)を獲得し、途中で剥奪された時期もあったが差し戻され、通算9度の防衛を果たしている。17戦全勝(11KO)。15年4月に暫定王座を獲得したフローレスは2度の防衛に成功している。25戦全勝(17KO)。遠からず正式発表があるものと思われる。