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04年から13年にかけてスーパーミドル級のWBA(世界ボクシング協会)、WBC(世界ボクシング評議会)の王座を獲得するなど活躍した「バイキング・ウォリアー」、ミッケル・ケスラー(38=デンマーク)が戦線復帰することになり、31日にコペンハーゲン(デンマーク)で会見が行われた。ケスラーは「もう一度ベストになれるということを証明したい」と目標が世界王座獲得であることを明かした。
イケメンとしても知られるケスラーはモデルをしながらリングに上がるという二足の草鞋を履いていたが、04年11月にWBA王座を獲得し、ボクサーとして結果を出した。その後、WBC王座も吸収したが、07年にWBO(世界ボクシング機構)王者ジョー・カルザゲ(英)に敗れて無冠に戻った。しかし、翌年にWBA王座、10年にはWBC王座を獲得するなど第一人者として活動を続けたが、眼疾を患ったあと13年5月にカール・フロッチ(英)に敗れて引退した。戦績は49戦46勝(35KO)3敗。復帰に際してケスラーは「年齢は増したが、体はシェイプしてあるしモチベーションもある。チームにも恵まれているし、フィジカル・トレーナーやコーチもいる。もう一度、世界王者になることがゴールだ」と意欲をみせている。ただ、復帰戦に関しては具体的に決まってはいない様子で、一部ではサウアランド・イベントやリング・スポーツ社などが共催して9月にスタートするトーナメント戦に参加するのではないかともみられている。