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IBF(国際ボクシング連盟)ウェルター級タイトルマッチ、王者ケル・ブルック(30=英)対1位の指名挑戦者エロール・スペンス(27=米)の12回戦は5月27日、英国シェフィールドのブラモールレーン・サッカー場で行われる。その観戦チケットが31日に一般向けに販売開始されたが、初日で1万7000枚が飛ぶように売れた。すでにVIP席は完売したという。
イギリスはボクシングバブル
この数年、英国のボクシング人気は異常ともいえるほどで、今月29日にロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われるアンソニー・ジョシュア(英)対ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)のIBFヘビー級タイトルマッチは、試合3ヵ月前に9万枚が完売になったほどだ。今回のブルック対スペンスも約3万人の収容能力を持つ屋外サッカー場が会場だが、最初に売り出された会員向けのチケットは即完売。31日に一般発売されたチケットも初日で1万7000枚が捌けたというから驚きだ。しかも食事や飲み物つきの600ポンド(約8万4000円)と400ポンド(約5万6000円)のVIP席はすでに完売になったという。このペースでいけば3万人収容も十分に考えられる。4度目の防衛を狙うシェフィールド出身のブルックは37戦36勝(25KO)1敗、12年ロンドン五輪戦士のサウスポー、スペンスは21戦全勝(18KO)。オッズはイーブンに近いもののわずかにスペンス有利と出ている。