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WBC(世界ボクシング評議会)は同団体スーパーミドル級9位にランクされる20歳の新鋭デビッド・ベナビデス(米)と、10位のロヘリオ・メディナ(28=メキシコ)に対し、2位確定試合を行うよう指令を出した。現在、WBCのスーパーミドル級王座は空位だが、5月には決定戦が行われる予定で、ベナビデス対メディナの勝者は新王者に対する第2優先挑戦権を持つことになるという。
WBCのスーパーミドル級王座はバドゥ・ジャック(スウェーデン/米)が返上して空位になっているが、1位のカルム・スミス(英)対2位のアンソニー・ディレル(米)で決定戦が行われることになっている。この勝者に対しては3位のアブニ・イルディルム(トルコ)が指名挑戦する予定だ。この3選手のなかで勝ち残った王者に対してベナビデス対メディナの勝者が挑戦することになる。ベナビデスは元WBA(世界ボクシング協会)スーパーライト級王者ホセ・ベナビデスの4歳下の弟で、プロ転向後は17戦全勝(16KO)の快進撃を続けている。今回、ダニエル・ジェイコブス(米)戦を前にしたゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/米)のスパーリング・パートナーも務めた。一方、昨年4月にジェームス・デゲール(英)の持つIBF(国際ボクシング連盟)王座に挑んで判定負けを喫しているメディナは44戦37勝(31KO)7敗。