3階級制覇狙うバルテレミ

　元IBF(国際ボクシング連盟)スーパーフェザー級、ライト級王者ランセス・バルテレミ(30=キューバ/米)に、3階級制覇への道が開かれることになった。WBA(世界ボクシング協会)が23日、現在は同団体のスーパーライト級2位にランクされるバルテレミと1位のキリル・レリク(27=ベラルーシ)に対して挑戦者決定戦を行うよう指令を出したもので、勝者は4月15日に行われるリッキー・バーンズ(33=英)対ジュリアス・インドンゴ(34=ナミビア)のWBA、IBF統一戦の勝者への最優先挑戦権を手にすることになる。

　バルテレミは14年にスーパーフェザー級、15年にライト級王座を獲得したが、いずれも体重の問題やビジネス上の問題などで王座を返上。いまはスーパーライト級に移っている。25戦全勝(13KO)。対するレリクは昨年10月にバーンズの持つWBA王座に挑んだが12回判定負けを喫している。22戦21勝(19KO)1敗。