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12年ロンドン五輪女子ライト級金メダリストで世界選手権では5度の優勝実績を持つケイティー・テイラー(30=アイルランド)のプロ転向4戦目が25日(日本時間26日)、英国マンチェスターで行われる。相手は1月にIBF(国際ボクシング連盟)女子王座に挑戦したばかりのミレナ・コブレバ(28=ブルガリア)。強気のマッチメークを続けるテイラーは4月29日にも試合を行う計画だ。
テイラーは05年の世界選手権こそ2回戦敗退だったが、06年、08年、10年、12年、14年の同大会を5連覇。この間、12年ロンドン五輪でも金メダルを獲得して第一人者としての地位を不動のものにした。昨年の世界選手権はベスト4、リオデジャネイロ五輪は2回戦敗退という結果に終わったが、これを機にマッチルーム・ボクシングと契約を交わしてプロ転向を果たした。昨年11月のデビュー戦は3回TKO勝ち、12月の第2戦は6回判定勝ち、そして今月4日の第3戦は5回TKO勝ちと順調な歩みをみせている。3戦全勝(2KO)。対するコブレバは17戦9勝(3KO)7敗1分の戦績を残しており、今年1月には9回TKO負けに退いたもののIBF女子スーパーフェザー級王にも挑戦した実績を持っている。なお、テイラー対コブレバはホルヘ・リナレス(帝拳)対アンソニー・クロラ(英)のWBA(世界ボクシング協会)ライト級タイトルマッチの前座として組まれている。