モレノ対セハ 5/27@パナマ

　元WBA(世界ボクシング協会)バンタム級V12王者で現在はWBC(世界ボクシング評議会)スーパーバンタム級3位にランクされるアンセルモ・モレノ(31=パナマ)が5月27日、パナマシティで3代前の王者で現4位のフリオ・セハ(24=メキシコ)と対戦することになった。勝者が2月に新王者になったレイ・バルガス(26=メキシコ)に挑戦することになりそうだ。

　モレノは昨年9月、山中慎介(帝拳)とのサウスポー対決で4度のダウンを喫して7回TKO負け。これを機に主戦場をスーパーバンタム級に移すことになった。42戦36勝(12KO)5敗1分。一方のセハは16年2月にウーゴ・ルイス(メキシコ)に1回TKO負けを喫し、その際に足首を痛めたこともあってブランクが続いていた。32戦30勝(27KO)2敗。ともに再起戦だが、勝てば一気に世界挑戦の道が開ける。