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WBC(世界ボクシング評議会)ライト級9位、IBF(国際ボクシング連盟)10位にランクされるリチャード・コーメイ(30=ガーナ)は11日(日本時間12日)、ガーナの首都アクラでヘディ・シリマニ(30=チュニジア/ベルギー)を相手にWBCインターナショナル・シルバー・ライト級王座決定戦に臨んだ。昨年、世界王座決定戦と挑戦者決定戦で惜敗したコーメイは連敗を脱することができたのか。
試合は激しいパンチの応酬となり、コーメイが6回に左目上、シリマニが7回に左頬をカット。しかし、コーメイの方がより多くの有効打をヒットしてポイントを稼いだ。採点は116対112(二者)、117対111の3-0だった。12回判定勝ちで連敗を脱したコーメイは27戦25勝(22KO)2敗、シリマニは29戦26勝(14KO)3敗。前座には元世界ウェルター級上位ランカーのフレデリック・ローソン(ガーナ/米)が出場、サキマ・ムリングス(ジャマイカ)に116対113、119対109、114対114の2-0の12回判定勝ちを収めた。空位のWBCインターナショナル・シルバー・ウェルター級王座を獲得したローソンは26戦25勝(20KO)1敗。15年11月、ケビン・ビジエール(カナダ)とのIBF世界ウェルター級挑戦者決定戦で10回終了TKO負けを喫して以来、16ヵ月ぶりの再起を飾った。ムリングスは22戦19勝(14KO)3敗。