五輪連覇の女王アダムスが4/8に初陣

　12年ロンドン大会、16年リオデジャネイロ大会と五輪の女子フライ級を連覇したニコラ・アダムス(24=英)のプロデビュー戦が4月8日、英国マンチェスターで予定されるテリー・フラナガン(27=英)対ペトル・ペトロフ(33=露/スペイン)のWBO世界ライト級タイトルマッチの前座で行われることになった。契約体重や対戦相手は未定。

　アダムスは08年、10年、12年の女子の世界選手権ではいずれも決勝で敗れたが、16年の世界選手権では優勝。五輪では連覇を果たしている。プロ転向に際しては英国のフランク・ウォーレン・プロモーターと契約を交わした。4月8日のデビュー戦を無傷でクリアすることを前提に、早くも第2戦が5月13日に予定されている。昨年から今年にかけて12年ロンドン五輪ライト級金メダリストのケイティー・テイラー(アイルランド)や五輪ミドル級連覇のクラレッサ・シールズ(米)もプロ転向を果たしており、これにアダムスが加わることで人気が再燃しそうな気配だ。