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[試合結果]2017.3.5

サーマン対ガルシア 無敗王者対決

 ウェルター級のWBA(世界ボクシング協会)王者キース・サーマン(28=米)対WBC(世界ボクシング評議会)王者ダニー・ガルシア(28=米)の王座統一戦は4日(日本時間5日)、米国ニューヨークのバークレイズ・センターで行われた。これが7度目の防衛戦となるサーマンと、2階級制覇の実績を持つガルシア。無敗同士の注目対決を制したのは――。

辛勝で王座統一はサーマン
〇キース・サーマン(米)

 12回判定(2対1)

×ダニー・ガルシア(米)
 1万6500人以上の観衆が見守るなかで始まった試合は、早々から盛り上がりをみせた。最初にチャンスをつかんだのはサーマンで、カウンターの左フックでWBC王者の膝を揺さぶったのだ。サーマンは右も繰り出してガルシアを脅かしたが、クリンチに追撃を絶たれた。4回にもサーマンは左フックを好打したが、今度はガルシアも大きなトラブルに陥ることなく耐えた。劣勢のガルシアが目に見えて流れを変えたのは6回からで、サーマンが苦手とするボディを攻めて出た。7回にはローブローの注意も受けたが、ボディ攻めをやめることはしなかった。10回にはサーマンが右アッパーを突き上げ、ガルシアもボディブローで応戦した。
 リードしていることを確信したWBA王者は11回、12回と足をつかってガルシアの射程を外して試合終了のゴングを聞いた。採点はジャッジ二者が116対112、115対113でサーマン、もうひとりは115対113でガルシアを支持していた。勝ったサーマンは「ジャッジの見解は尊重するけれど、私が完全にアウトボックスしていたと思う。自分の採点では116対112だ」とコメント。戦績を29戦28勝(22KO)1無効試合に伸ばした。一方、「試合全般をとおして私が押していたので勝ったと思った」というガルシアは、これがプロ34戦目で初の敗北(33勝19KO1敗)となった。
 前座ではWBC世界スーパーウェルター級挑戦者決定戦(準決勝)が行われ、4位のエリクソン・ルビン(米)が7位のホルヘ・コタ(メキシコ)に4回TKO勝ちを収めた。オーバーハンドの左でダウンを奪ってレフェリー・ストップに持ち込んだサウスポーのルビンは18戦全勝(13KO)。コタは27戦25勝(22KO)2敗。
 同じく前座ではライトヘビー級のサバイバルマッチが行われ、WBC9位のアンドレイ・フォンファラ(ポーランド/米)が元王者のチャド・ドーソン(米)に10回TKO勝ちを収めている。9回と10回にダウンを奪い、最後はコーナーに詰めてレフェリー・ストップを呼び込んだフォンファラは33戦29勝(17KO)4敗。サウスポーのドーソンは41戦34勝(19KO)5敗2無効試合。また、この日はIBF世界スーパーライト級1位にランクされるセルゲイ・リピネッツ(カザフスタン/米)も出場、クラレンス・ブース(米)に7回TKO勝ちを収めた。4月に行われるリッキー・バーンズ(英)対ジュリアス・インドンゴ(ナミビア)のWBA、IBF王座統一戦の勝者への挑戦が約束されているリピネッツは12戦全勝(10KO)、ブースは17戦14勝(7KO)3敗。
 

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