アルバレス対チャベス　2万枚売り切れ

　5月6日、米国ネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで行われる164.5ポンド(約74.6キロ)契約のノンタイトル12回戦、WBO(世界ボクシング機構)スーパーウェルター級王者サウル・カネロ・アルバレス(26=メキシコ)対元WBC(世界ボクシング評議会)ミドル級王者フリオ・セサール・チャベス・ジュニア(31=メキシコ)のチケット2万枚が、2月20日の発売から11日間で完売になった。

　T-モバイル・アリーナは昨年4月に落成し、ボクシングでは翌5月のアルバレス対アミール・カーン(英)のWBC世界ミドル級タイトルマッチで初めて使用された。11月にはセルゲイ・コバレフ(露/米)対アンドレ・ウォード(米)のライトヘビー級タイトルマッチも行われたが、いずれも満員にはならなかった。今回のアルバレス対チャベスは最高額1500ドル(約17万円)の値がついているが、それを含めて2万枚が早々と完売になったわけで、あらためてこのカードの人気ぶりを証明したかたちとなった。試合はHBOテレビがペイ・パー・ビュー(PPV=有料視聴)で生中継する。