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ミドル級でIBF(国際ボクシング連盟)2位、WBC(世界ボクシング評議会)5位、WBO(世界ボクシング機構)15位にランクされるセルギー・デレビャンチェンコ(31=露/米)が14日、米国ミシシッピ州ツニカでケマール・ラッセル(27=ジャマイカ)と対戦する。デビューから9戦全勝(7KO)を収めているデレビャンチェンコにとっては近い将来の世界挑戦を見据えた試合となる。
デレビャンチェンコは08年北京五輪に出場(ミドル級2回戦敗退)するなどアマチュアで410戦390勝20敗の戦績を残し、14年7月に米国でプロデビュー。9戦目となった昨年7月の試合では、元世界王者のサム・ソリマン(豪)から3度のダウンを奪って2回TKO勝ちを収めている。今回の相手ラッセルも15年7月にジャマイカの国内王座を獲得するなど10戦全勝(8KO)と負け知らずだ。18日にはミドル級の今後を左右するゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/米)対ダニエル・ジェイコブス(米)の大一番を控えている。その4日前にデレビャンチェンコがどんな試合をみせるのか、こちらも注目される。