元王者ディアスが22歳のホープと対戦

　12年10月に来日して粟生隆寛(32=帝拳)からWBC(世界ボクシング評議会)スーパーフェザー級王座を奪い、翌年4月に三浦隆司(32=帝拳)に9回TKOで敗れて王座を失ったガマリエル・ディアス(36=メキシコ)が17日(日本時間18日)、米国カリフォルニア州ロサンゼルスでロベルト・マンサナレス(22=メキシコ)とスーパーライト級8回戦を行った。

　無冠になってから8戦2勝5敗1分と不振のディアスはこの日も調子があがらず、初回から長身サウスポーのマンサナレスのパンチを浴びた。2回にはダウンを喫したが、これはスリップの判定だった。4回、マンサナレスが左アッパーをボディにヒットすると元王者はダウン、レフェリーの10カウントを聞かされた。10年3月に15歳でデビューしたマンサナレスは35戦34勝(28KO)1敗。これで13年以降は13連勝(11KO)となった。敗れたディアスは59戦40勝(19KO)16敗3分。