ブローナー&グラナドスとも合格

　4階級制覇の実績を持つ前WBA(世界ボクシング協会)スーパーライト級王者エイドリアン・ブローナー(27=米)と、WBA同級4位、WBC7位アドリアン・グラナドス(27=メキシコ/米)の計量が17日、米国オハイオ州シンシナティで行われ、ふたりとも147ポンド(約66.6キロ)の契約体重を下回る146.5ポンド(約66.4キロ)を計測した。両者は18日(日本時間19日)、シンシナティのシンタス・センターで対戦する。

　もともと両者は142ポンド(約64.4キロ)の契約体重で対戦するはずだったが、計量の数日前になってブローナー側の主張で5ポンド重い147ポンドに変更された経緯がある。過去に世界戦で2度の体重オーバーのミスを犯しているブローナーだが、今回は先手を打っておいたためことなきを得た。戦績はブローナーが35戦32勝(24KO)2敗1無効試合。かつてブローナーのスパーリング・パートナーを務めた経験を持つグラナドスは24戦18勝(12KO)4敗2分。オッズは19対6でブローナー有利と出ている。 　また、ダブルメイン扱いのWBA世界ウェルター級暫定王者ダビド・アバネシャン(露)対レイモント・ピーターソン(米)は、アバネシャンが147ポンド、ピーターソンが146.5ポンドだった。暫定王座2度目の防衛を狙うアバネシャンは24戦22勝(11KO)1敗1分、スーパーライト級に続く2階級制覇を狙うピーターソンは38戦34勝(17KO)3敗1分。オッズは11対4で挑戦者有利と出ている。