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IBF(国際ボクシング連盟)スーパーウェルター級王者ジャモール・チャーロ(26=米)が16日、王座を返上した。チャーロは昨年12月、指名挑戦者のジュリアン・ウィリアムス(26=米)を5回KOで下して3度目の防衛を果たしたが、減量に苦しんでいた。今後はミドル級に上げて2階級制覇を狙うと話している。25戦全勝(19KO)のパンチャーが加わることでミドル級トップ戦線の激化に拍車がかかりそうだ。
ジャモール・チャーロは双子の弟でWBC(世界ボクシング評議会)王者のジャメールとともにスーパーウェルター級をリードする存在だった。チャーロは「以前からミドル級への転向は考えていた。体重を上げたほうがより強くなると思う」と話している。ミドル級転向初戦は5月に計画されており、すでに試合に向けたトレーニングに入っているという。なお、空位になった王座の決定戦は2位トニー・ハリソン(米)対3位ジャレット・ハード(米)のカードで行われることが決まっている。試合は25日、米国アラバマ州バーミンガムで行われる。ハリソンは25戦24勝(20KO)1敗、ハードは19戦全勝(13KO)。