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4階級制覇の実績を持つ前WBA(世界ボクシング協会)スーパーライト級王者エイドリアン・ブローナー(27=米)は18日(日本時間19日)に米国オハイオ州シンシナティでアドリアン・グラナドス(27=メキシコ/米)を相手に10ヵ月ぶりのリングに上がるが、当初142ポンド(約64.4キロ)とされた契約体重を147ポンド(約66.6キロ)に引き上げた。自身の減量苦によるものとされる。
スーパーフェザー級からウェルター級までの4階級を制覇した実績を持つブローナーだが、過去に2度、世界戦で体重オーバーのため王座を剥奪された苦い経験を持っている。今回は自身の試合の8日前となる10日にオハイオ州トレドで傘下のロバート・イースター(米)らが出場したダブル世界戦のプロモーターを務めるなど、負担の大きいスケジュールだった。そのためか減量に苦しみ、経験を生かして先手を打ったとみられている。かつてブローナーのスパーリング・パートナーを務めたこともあるグラナドスは、条件変更に渋々応じたという。ブローナーは35戦32勝(24KO)2敗1無効試合、グラナドスは24戦18勝(12KO)4敗2分。オッズは3対1でブローナー有利と出ている。