海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
[海外ニュース]2017.2.15
メキシコの五輪代表クリエルがプロ転向
昨夏のリオデジャネイロ五輪ライトウェルター級メキシコ代表のラウル・クリエル(21)が、このほど米国の大手プロモート会社ゴールデンボーイ・プロモーション(GBP)と契約、プロに転向することになった。クリエルは五輪では体調を崩して本選には出場できず棄権という不本意な結果に終わったが、「プロで世界王者になることが私のゴール」と抱負を口にしている。プロデビュー戦は5月6日、米国ネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで予定されている。
クリエルはリオ五輪ではリングに上がることができなかったが、12年世界ユース選手権のライト級で優勝するなど輝かしい実績を残している。五輪でも第8シードだった。プロ転向に際しクリエルは「私のアイドルはオスカー・デラ・ホーヤ(GBP社長)。そしていつかは同じメキシカンのサウル・カネロ・アルバレスみたいになりたい」と話している。スーパーウェルター級でのデビュー戦はそのアルバレス対フリオ・セサール・チャベス・ジュニア(メキシコ)の前座になる予定だ。