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WBA(世界ボクシング協会)ヘビー級王座決定戦、4位のシャノン・ブリッグス(45=米)対5位フレス・オケンド(43=プエルトリコ/米)の興行権入札が13日、パナマのWBA本部で行われた。入札にはブリッグス側のヘンリー・リバルタ氏だけが参加して40万ドル(約4550万円)を提示したが、WBAが定めた最低額の100万ドル(約1億1370万円)に満たなかったことから無効となった。
この結果、WBAはあらためて23日に入札を行うと発表しているが、100万ドル以上の提示が出るかどうかは疑問だ。とっくの昔に峠を過ぎた元WBO(世界ボクシング機構)王者のブリッグスは68戦60勝(53KO)6敗1分1無効試合。過去に3度の世界挑戦の経験を持つオケンドは45戦37勝(24KO)8敗。こちらは14年7月を最後に2年半以上もリングに上がっておらず、引退状態といえる。そんな両者の組み合わせが世界ヘビー級王座決定戦とは哀しい。まして最低合計報酬が100万ドルというのは無理があるといえよう。