富士山祭りの出場選手が意気込み

　静岡・駿河男児ジムは10日に会見を行い、一昨年よりスタートした賞金マッチ「駿河男児Desafio 富士山祭り」を4月2日(日)にふじさんめっせで開催すると発表した。4回戦から8回戦までの全9試合で賞金が懸けられ、試合のほか地域コミニュティの一環として、キッズダンスや地元高校生による和太鼓演奏、地元出身の歌手のミニLIVE、カラオケBATTLEなどのイベントが企画され、野外には地元企業や飲食店による展示会や屋台、フリーマーケットが並び、「祭り」としての賑やかさを演出する。

　会見には、メインイベントのウェルター級8回戦で佐藤矩彰(32=新日本木村)と対戦する日本スーパーライト級8位の青木クリスチャーノ(28=駿河)、アンダーカードに出場するOPBF東洋太平洋ライト級4位の市川大樹(21=駿河男児)、帝拳ジムから参戦する堀池雄大(32)と舟山大樹(23)の4選手が出席し、意気込みを語った。
 

　昨年7月に前日本スーパーライト級王者の岡田博喜(角海老宝石)に挑み負傷判定負けした青木は、今回が再起戦。9ヵ月ぶりの試合に向け「相手はアマのキャリアが豊富なサウスポー選手だが、対策はいろいろと考えてあります。一番大事なのは頭に血を上らせないことで、クールに戦う事がテーマ」と話し、先月結婚した妻に勝利を約束した。
　セミに登場する駿河男児ジム期待の市川は、「先を見据えた試合にしたい。タイトル挑戦がいつきてもいいように頑張ります」と気合いを入れた。

　3年前に上京し帝拳ジムに移籍した静岡・浜松市出身の堀池は、「静岡で試合ができることに感謝し、地元のファンに成長した姿を見せたい。全力を尽くして結果を出します」と目を輝かせ、同じく静岡・島田市出身の舟山は「相手はキャリアが豊富なので、集中してなるべく早いラウンドで倒します!」と勝利を誓った。

[8回戦賞金]
1RKO勝ち 賞金8万円
2RKO勝ち 賞金7万円
3R〜4RKO勝ち 賞金6万円
5R〜6RKO勝ち 賞金5万円
7R〜8RKO勝ち 賞金4万円
判定勝ち 賞金3万円
引分け 賞金1万5千円

[6回戦賞金]
1RKO勝ち 賞金6万円
2RKO勝ち 賞金5万円
3R〜4RKO勝ち 賞金4万円
5R〜6RKO勝ち 賞金3万円
判定勝ち 賞金2万円
引分け 賞金1万円

[4回戦賞金]
1RKO勝ち 賞金4万円
2RKO勝ち 賞金3万円
3R〜4RKO勝ち 賞金2万円
判定勝ち 賞金1万円
引分け 賞金5千円