ビジャヌエバvsテテは4/8

　WBO(世界ボクシング機構)バンタム級王者マーロン・タパレス(24=比)に対する指名挑戦者決定戦、1位のアルツール・ビジャヌエバ(28=比)対2位の元IBF(国際ボクシング連盟)スーパーフライ級王者ゾラニ・テテ(28=南ア)の12回戦は4月8日、英国マンチェスターで行われることになった。この試合は2月に予定されていたが、テテ側の事情で先延ばしになっていた。

　ビジャヌエバは12年12月に江藤大喜(白井・具志堅)との決定戦を制して東洋太平洋スーパーフライ級王座を獲得したあと、WBOとIBFのインターナショナル王座を獲得。15年7月にはマクジョー・アローヨ(プエルトリコ)の持つWBO王座に挑んだが、10回負傷判定負けを喫した。現在は3連勝(2KO)と調子を取り戻している。31戦30勝(16KO)1敗。対する長身サウスポーのテテは14年7月に来日して帝里木下(千里馬神戸)に勝ってIBF世界スーパーフライ級王座を獲得したが、2度目の防衛戦を前に興行権入札の報酬額に不服を唱えてベルトを放棄、バンタム級に転向した。27戦24勝(20KO)3敗。この試合はテリー・フラナガン(英)対ペテル・ペトロフ(露)のWBO世界ライト級タイトルマッチの前座で行われる。なお、王者のタパレスは4月下旬に日本で防衛戦を行うという情報もある。