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デビューから17連勝(12KO)をマークしているWBC(世界ボクシング評議会)スーパーウェルター級4位のエリクソン・ルビン(21=米)が3月4日、米国ニューヨークのバークレイズ・センターで7位のホルヘ・コタ(29=メキシコ)とWBC同級挑戦者決定戦(準決勝)を行うことになった。試合はキース・サーマン(28=米)対ダニー・ガルシア(28=米)のWBA(世界ボクシング協会)、WBCウェルター級王座統一戦の前座として行われる。
ルビンは180センチの長身から繰り出す強打と俊敏な動きに定評のあるサウスポーで、複数のメディアから15年、16年の最優秀ホープに推されたほどだ。この逸材を擁するルー・ディベラ・プロモーターも「彼は最もホットな新鋭」と評して、近い将来に世界の頂点に駆け上がることを期待している。これに対し26戦25勝(22KO)1敗の戦績を残しているコタは「ルビンは私のようなタイプとは対戦したことがないはず。最初のテストになるだろうね。私が彼をKOしても驚かないでくれ」と不気味な発言をしている。
なお、サーマン対ガルシアをメインとするこの日のイベントでは、ほかにアンドレイ・フォンファラ(ポーランド/米)対チャド・ドーソン(米)のライトヘビー級サバイバルマッチやオマール・ナルバエス(亜)対エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)のIBF(国際ボクシング連盟)バンタム級挑戦者決定戦、さらに16年リオ五輪ライトウェルター級に父親の出身地ハイチ代表として出場したリチャードソン・ヒッチンス(米)のプロデビュー戦も予定されている。
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