井岡最速に挑戦

　日本最速の世界奪取を狙う前日本ライトフライ級王者・井岡一翔(井岡)が11日に大阪市内で会見し、来月11日に神戸ワールド記念ホールでWBC世界ミニマム級王者オーレドン・シッサマーチャイ(タイ)に挑戦することを発表した。

　WBC世界ライトフライ級8位の井岡は、現在の階級から1つ下げての世界初挑戦。世界王座を獲得すれば辰吉丈一郎、名城信男の8戦目を上回る。井岡は「歴史を塗り替える。絶対に勝つ」と意欲を見せた。

　一方、王者オーレドンは昨年3月27日に有明コロシアムで行われた防衛戦で、挑戦者・黒木健孝(ヤマグチ土浦)の右フックで11回にはダウンを奪われたが、判定3-0で王座を防衛している。
　当日は、TBSが夜7時から放送を予定。