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階級を超えたメキシコのスター選手同士の注目ファイト、WBO(世界ボクシング機構)スーパーウェルター級王者サウル・カネロ・アルバレス(26)対元WBC(世界ボクシング評議会)ミドル級王者フリオ・セサール・チャベス・ジュニア(30)の12回戦は5月6日に行われるが、このほど会場が米国ネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナに決まった。試合は164.5ポンド(約74.6キロ)の契約体重で行われる。
フリオ・セサール・チャベス・ジュニア
アルバレス対チャベスは1月に発表されたが、その時点では試合地は未定となっていた。最有力候補地としてテキサス州アーリントンのAT&Tスタジアムが挙がっていたが、それを逆転するかたちでT-モバイル・アリーナに決まった。アルバレスは昨年5月に同会場でアミール・カーン(英)を右の一撃で6回KOで退けており、験のいい会場といえる。カーン戦は約1万3000人の観衆だったが、今度は2万人のキャパシティいっぱいの観客が集まりそうだ。チャベスは12年9月にセルヒオ・マルチネス(亜)に敗れてWBC世界ミドル級王座を失って以来5年ぶり10度目のラスベガス登場となる。身長175センチ、リーチ179センチのアルバレスは50戦48勝(34KO)1敗1分、身長、リーチとも185センチのチャベスは54戦50勝(32KO)2敗1分1無効試合。オッズは13対2でアルバレス有利と出ている。試合はHBOテレビがペイ・パー・ビュー(PPV=有料視聴)で生中継する予定となっている。