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28日、米国ネバダ州ラスベガスでデヤン・ズラチカニン(32=モンテネグロ)に3回KO勝ちを収めWBC(世界ボクシング評議会)ライト級王座を獲得したミゲール・マイキー・ガルシア(29=米)が、「年末にはスーパーライト級に転向し、1年か2年先になるかもしれないが将来的にはウェルター級まで上げる計画がある」と明かしている。
ミゲール・ガルシア
ガルシアはフェザー級とスーパーフェザー級を制覇したあとビジネス上の摩擦で2年半ほど実戦から遠ざかったが、昨年7月に戦線復帰を果たした。リチャード・シェーファー氏が興したリングスター社と契約を交わし、早々に大きなチャンスを得て、それを生かしたことになる。36戦30勝(30KO)。3月25日に英国で行われるWBCダイヤモンド王者ホルヘ・リナレス(帝拳)対アンソニー・クロラ(英)の勝者との対戦を義務づけられているが、ガルシアは「まずはライト級王座を統一したい。次戦までは2、3ヵ月の期間がほしい」と意欲をみせている。そして「ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ/米 ※WBO世界スーパーフェザー級王者)がライト級で私と戦いたいならば戦う用意はある。ただ、彼らの側からは何も聞こえてこないけれどね」と話している。さらに近い将来に関しては「年末にはスーパーライト級に移り、1年か2年後にはウェルター級に上げる計画がある」とも。ガルシアの今後から目が離せなくなってきた。