ジョシュアvsクリチコ +1万席

　4月29日、英国ロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われるIBF(国際ボクシング連盟)ヘビー級タイトルマッチ、王者アンソニー・ジョシュア(27=英)対元3団体王者ウラジミール・クリチコ(40=ウクライナ)の12回戦が、9万人の大観衆で埋まることが確実になった。すでにチケットは8万枚が完売したが、このほどプロモーターがロンドン市と交渉して1万枚を追加販売することが決定したのだ。

　ジョシュア対クリチコは試合決定が発表された昨年12月にチケットの初回販売が行われ、5万枚がソールドアウト。今年1月16日の第2次販売分の3万枚もあっというまに売り切れた。これで14年5月のカール・フロッチ(英)対ジョージ・グローブス(英)第2戦でマークした8万人収容の記録に並ぶことが確実になったが、さらなるファンの要望に応えるかたちでエディ・ハーン・プロモーターはロンドン市と交渉。今回、1万人の追加を認めてもらうことに成功したわけだ。追加販売は2月1日で、券種は80ポンド(約1万1500円)、60ポンド(約8600円)、40ポンド(約5750円)となっている。