4/8 フラナガンvsペトロフ

　WBO(世界ボクシング機構)ライト級王者テリー・フラナガン(27=英)の5度目の防衛戦が4月8日、同級2位のペトロ・ペトロフ(33=露/スペイン)を相手に英国マンチェスターで行われることになった。前座では前WBO世界スーパーウェルター級王者リアム・スミス(28=英)が世界ランカーのリアム・ウィリアムス(24=英)を相手に再起戦に臨むことも発表された。

　サウスポーのフラナガンは15年7月に王座を獲得し、昨年は3度の防衛をこなすなど安定感を増している。32戦全勝(13KO)。挑戦者のペトロフは44戦38勝(19KO)4敗2分で、世界挑戦は11年9月にマルコス・マイダナ(亜)の持つWBA(世界ボクシング協会)スーパーライト級王座に挑んで4回KO負けを喫して以来2度目となる。

　また、昨年9月にサウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)に9回TKO負けを喫してWBOスーパーウェルター級王座を失ったスミスは、WBA10位、IBF12位、WBO3位にランクされるウィリアムスを相手にリスキーな再起戦に臨む。