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4月23日に6階級制覇王者マニー・パッキャオ(38=比)の持つWBO(世界ボクシング機構)ウェルター級王座に挑むことが決まっている同級2位のジェフ・ホーン(28=豪)が、「私にはパッキャオを痛めつけるだけのパワーがある」と自信をみせている。パッキャオ対ホーンは日程は決まっているものの開催地は確定していないが、現時点ではオーストラリアのブリスベンが最有力とみられている。
待ってろパッキャオ
ホーンはアマチュア時代に11年世界選手権に出場したり、12年ロンドン五輪ライトウェルター級でベスト8入りしたりするなど輝かしい実績を残したが、13年にプロ転向してからはオーストラリアとニュージーランドでしか戦ったことがない。そのため世界的な知名度は低いが、17戦16勝(11KO)1分の無敗レコードを誇る。昨年4月には元世界王者ランドール・ベイリー(米)を7回終了TKOで下し、12月にはアリ・フネカ(南ア)との世界ランカー対決でダウンを挽回して6回TKO勝ちを収めている。
そのホーンは「私にはパッキャオにダメージを与えるだけのパワーがある。彼はダウンを喫したこともあるし、KOされたこともある。私はパンチャーだから世界王座をオーストラリアにもたらすことができると確信している」と一部メディアに話している。世界3階級制覇の実績を持つオーストラリアの先輩王者、ジェフ・フェネックも「パッキャオには防御面で隙がある。彼は速いが、ホーンにはサイズと強靭さのアドバンテージがある」と後輩の戴冠を後押ししている。