海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
WBA(世界ボクシング協会)スーパーバンタム級王者ネオマール・セルメニョ(37=ベネズエラ/パナマ)に対する指名挑戦権獲得をかけた12回戦、同級3位のアダム・ロペス(26=米)対4位ダニエル・ローマン(26=米)の試合は20日(日本時間21日)、米国ニュージャージー州アトランチックシティのバリーズ・アトランチックシティ・ホテルで行われた。
試合は4回に事実上の決着をみたといってもいいだろう。ローマンの左フックでロペスがダウンを喫し、大きなダメージを被ったのだ。立ち上がって再開に応じたロペスだが、ほどなくしてアッパーを浴びて2度目のダウン。そのままKOになっても不思議ではない状態だったが、なんとかラウンド終了のゴングに逃げ込んだ。しかし、その後も逆転の機会は訪れず、9回にも甚大なダメージを負った。この回が終了するとロニー・シールズ・トレーナーが棄権の意思表示をして試合は終わった。セルメニョへの最優先挑戦権を手に入れたローマンは25戦22勝(8KO)2敗1分、これがプロ18戦目で初黒星となったロペスは16勝(8KO)1敗1分。