初防衛戦に意欲のアンカハス

　IBF(国際ボクシング連盟)スーパーフライ級王者ジェルウィン・アンカハス(25=比)は29日、中国特別行政区マカオのスタジオシティ・カジノで同級14位のホセ・アルフレド・ロドリゲス(27=メキシコ)を相手に初防衛戦を予定している。そのアンカハスの報酬が4万ドル(約456万円)超であることが分かった。

　6階級制覇王者マニー・パッキャオ(比)が代表を務めるMPプロモーションズの契約選手でもあるアンカハンスは昨年9月、マクジョー・アローヨ(プエルトリコ)を破って王座を獲得したサウスポーで、27戦25勝(16KO)1敗1分の戦績を誇る。ロドリゲスとの初防衛戦に関して側近は「彼の報酬は少なくとも4万ドルで、これは彼のキャリアで最高額」とメディアに明かした。ロドリゲス(36戦32勝19KO4敗)との試合は中国のリジョイ・グループがプロモートするということだが、まだ王者側に渡航のための航空券は届いていないという。パッキャオのアドバイザーを務めるマイケル・コンツ氏は「アンカハスは戦う準備ができている。たぶん彼が勝つだろう」と勝利を確信している様子だ。