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[試合結果]2017.1.15

風雲急のスーパーフェザー級

 前WBA(世界ボクシング協会)スーパー王者の内山高志(37=ワタナベ)がジェスレル・コラレス(25=パナマ)に連敗、前WBC(世界ボクシング評議会)王者の三浦隆司(32=帝拳)が今月28日(日本時間29日)に米国で挑戦者決定戦を行うなど、日本にとっても関心の高いスーパーフェザー級トップ戦線だが、その階級のIBF(国際ボクシング連盟)タイトルマッチが14日(日本時間15日)、米国ニューヨークのバークレイズ・センターで行われた。王者ホセ・ペドラサ(27=プエルトリコ)対8位ジャーボンタ・デイビス(22=米)の12回戦、勝者コールを受けたのは――。
〇ジャーボンタ・デイビス(米)
 7回2分36秒TKO
×ホセ・ペドラサ(プエルトリコ)

 このところ王者の入れ替わりが目立つスーパーフェザー級で、このIBF王者ペドラサは15年6月に戴冠を果たしており、主要4団体のなかでは最も在位が長い王者だった。22戦全勝(12KO)と挫折を知らず、左右にスイッチするスタイルはトップ選手たちから敬遠されがちでもあった。しかし、この日は16戦全勝(15KO)の22歳が相手ということで、戦前のオッズはほぼイーブンと出ていた。サウスポーのデイビスが相手ということでペドラサも左構えでスタートしたが、挑戦者の手数と右アッパーを中心にした有効打が試合をリードしていった。徐々に右目周辺が腫れてきたペドラサは6回終了後、リングドクターの診察を受けたが、ここは続行が許された。そして迎えた7回終盤、デイビスの右フックが命中するとペドラサはダウン。なんとか立ち上がったが、ダメージの深さを考慮したレフェリーが続行を許さなかった。6回終了時点での採点でも三者一致の59対55でデイビスがリードしていた。
 フロイド・メイウェザー(米)がプロモート契約している新王者デイビスは17戦全勝(16KO)に戦績を伸ばし、スーパーフェザー級トップ戦線の主役級にのし上がってきた。 WBO王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ/米)を軸に今年、大きく動くと思われるクラスの今後に要注目だ。
 この日は前座でWBCシルバー・ミドル級王座決定戦が行われ、11年アマチュア世界選手権覇者で現在はWBA15位、WBC2位、IBF9位、WBO8位にランクされるイェフゲン・ヒトロフ(ウクライナ/米)が無名のイマヌエル・アリーム(米)に6回TKO負けを喫するという番狂わせが起こった。16対3のオッズで有利とみられた12年ロンドン五輪戦士のヒトロフだが序盤から劣勢に立たされ、3回にはダウン。さらに6回にもダウンを喫し、立ったものの連打を浴びてストップされた。世界選手権決勝では村田諒太(帝拳)に勝っているヒトロフだが、プロでは15戦目で初黒星となった(14勝12KO1敗)。殊勲のアリームは18戦17勝(10KO)1分。23歳と若いだけに、今後の活躍が期待できそうだ。
 また、15年4月にテレンス・クロフォード(米)とWBO世界スーパーライト級王座決定戦を行い6回TKO負けを喫した元世界ランカー、トーマス・デュロルメ(仏領ギアナ/プエルトリコ)も登場、ブライアン・ジョーンズ(米)に6回TKO勝ちを収めた。再起2連続TKO勝ちのデュロルメは26戦24勝(16KO)2敗、ジョーンズは20戦13勝(7KO)7敗。

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