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2017年の世界戦の幕開け試合、WBA(世界ボクシング協会)スーパーウェルター級王者エリスランディ・ララ(33=キューバ/米)対元王者で現9位ユーリ・フォアマン(36=ベラルーシ/米)の12回戦は13日(日本時間14日)、米国フロリダ州ハイアリアのハイアリア・パークレーシング&カジノで行われた。ララが6度目の防衛に成功したのか、それともフォアマンが6年7ヵ月ぶりの返り咲きを果たしたのか。
〇エリスランディ・ララ(キューバ/米)
4回1分47秒KO
×ユーリ・フォアマン(ベラルーシ/米)
ともに技巧派だが、すべての面でサウスポーのララが一枚も二枚も上を行っていた。 偵察を終えた3回、ララは相手がスリップして倒れたところをダウンと判断してもらうなどラッキーな流れをつくり、迎えた4回半ば、左アッパーを突き上げて今度は正真正銘のダウンを奪った。なんとか立ち上がったフォアマンだが足元がふらつき、レフェリーからカウントアウトされた。予想通りの圧勝で6度目の防衛を果たしたララは28戦24勝(14KO)2敗2分。試合後、同じ階級のWBO王者サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)やミドル級王者ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/米)に対戦を呼びかけたララだが、ふたりとも次戦が決まっているため割り込む隙はなさそうだ。フォアマンは38戦34勝(10KO)3敗1無効試合。
4回1分47秒KO
×ユーリ・フォアマン(ベラルーシ/米)
ともに技巧派だが、すべての面でサウスポーのララが一枚も二枚も上を行っていた。 偵察を終えた3回、ララは相手がスリップして倒れたところをダウンと判断してもらうなどラッキーな流れをつくり、迎えた4回半ば、左アッパーを突き上げて今度は正真正銘のダウンを奪った。なんとか立ち上がったフォアマンだが足元がふらつき、レフェリーからカウントアウトされた。予想通りの圧勝で6度目の防衛を果たしたララは28戦24勝(14KO)2敗2分。試合後、同じ階級のWBO王者サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)やミドル級王者ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/米)に対戦を呼びかけたララだが、ふたりとも次戦が決まっているため割り込む隙はなさそうだ。フォアマンは38戦34勝(10KO)3敗1無効試合。
この日の前座には前WBC(世界ボクシング評議会)スーパーミドル級王者アンソニー・ディレル(米)が出場、ノルベルト・ネメサパティ(ハンガリー)に6回TKO勝ちを収めた。15年4月に王座を陥落後、3連勝を飾ったディレルは32戦30勝(24KO)1敗1分、21歳のネメサパティは29戦24勝(17KO)5敗。また、同じく前座には前WBAバンタム級スーパー王者ファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国/米)も出場、イサオ・ゴンサロ・カランサ(メキシコ)に7回TKO勝ちを収めた。昨年6月にラウシー・ウォーレン(米)に敗れて無冠になったパヤノは再起戦を勝利で飾り、戦績を19戦18勝(9KO)1敗に伸ばした。カランサは24戦15勝(9KO)8敗1分。