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かつてゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)のCEOを務め、退社後の昨年6月に「リングスター・スポーツ(RSS)」社を興したリチャード・シェファー氏が、このほど米国のトップアマ、マニー・パウェル(18)とプロ契約を交わしたと発表した。これでRSS社は五輪出場者を含む5人のトップアマと契約したことになる。
父親が軍人のためドイツで生まれたパウェルはウェルター級を主戦場にアマチュアで83戦(勝敗は不明)を経験し、20年東京五輪の有力候補と目されていた。しかし、「夢を実現するためにシェーファー氏と契約した」とパウェルは話す。これでRSS社は16年リオ五輪のリトアニア代表のエイマンタス・スタニオニス(ウェルター級)、同米国代表カーロス・バルデラス(ライト級8強)と兄のホセ・バルデラス(バンタム級)、リオ五輪ミドル級銅メダリストのミサエル・ロドリゲス(メキシコ)と合わせて5人のトップアマと契約を交わしたことになる。いずれも3月14日にロサンゼルスでプロデビュー戦を予定している。この春、新しい波が起こりそうだ。